この度4月の理事会において高宗会長の後任として第5代目会長を仰せつかりました。
昨年コロナ禍で一時中断していた総会も再開され無事に40周年記念総会を開催することが出来ました。
菊朋会東京支部は母校菊池高校の創立70周年を契機として、昭和55年(1980年)5月に設立され当時は多くの支部から構成された菊朋会支部も現在は八代支部と東京支部を残すのみとなっています。
東京支部も多い時は100名近い参加者がありましたが、昨年の40周年記念総会では約50名に参加いただき会員の高齢化と減少の割には多くの方々に参加いただきました。
会長就任にあたり「菊池勤王史」や「菊朋会100年記念講演集」に目を通してみると安見先生作曲の菊池会賛歌というのがあると知りました。
その中に「地球のどこで暮らしても思いを菊朋に束ねよ」と意味する歌詞があり、お世話になった菊池に直接恩返しができなくても、今暮らす場所で恩送りを続けることが幸福感につながると思い中学から始めた剣道を通して青少年育成に努めています。
最近、熊本県北部を中心に半導体企業の進出により、郷土菊池も経済的に恵まれた環境にあると思います。
そこで生産される半導体の高機能化はAIや,DX等テクノロジーの進化につながり生活環境も急速に変化していくと思います。
さらに外国人材との交流は自然発生的に進みグローバル化する菊池から次世代を担う人材が育つこと、新な街作りとして菊池が先駆けてスマート社会を実現していくことを期待し東京支部としても応援していきたいと思います。
終わりに坂本敏正さんから引き継いだ熊本県人会理事の活動も含めて関東で暮らす菊朋会の皆さんと幸福感を分かち合える場を提供し続けたいと思います。
令和6年5月吉日
菊朋会東京支部会長
立山健治(昭和43年卒)
母校が創立70周年を迎えたのを機に、菊朋会東京支部を立ち上げようとの機運が高まり、1回生の福島嗣郎氏、同じく渕上衛氏、2回生の小池圭一郎氏や5回生の私らが中心となり準備を重ねてきました。
そして、昭和55年6月、ニューシティーにて、約200名の出席者のもと、当時の山品三徳校長をお迎えして第1回の菊朋会東京支部の総会を開催しました。
設立の目的は、母校に感謝の念を持ち、郷土の発展に寄与し、かつ、会員相互の親睦を図ることにありました。
当時の役員には上記の方々以外に、1回生の岡本純子氏、皆の目標であった1回生の千田哲郎氏、2回生の森文博氏等々意気盛んな方々でありました。また、その後本部の会長として活躍された3回生の高宗昭敏氏にはずいぶん激励を戴いたことを覚えています。
初代会長は福島嗣郎氏、2代目は小池圭一郎、3代目を私が引き継ぎました。私は第16回の総会から第36回まで勤めました。
その間、菊池市長、歴代高校長、本部会長や恩師等をお招きして、卒業生イベントも交え会員の交流を深めてまいりました。
会場も多くは霞が関ビルの東海大学の会館を利用しました。例年100名以上の出席者が集い賑やかな総会が開催できました。これも、会員の方々のご協力と役員の方々のご尽力の賜物と感謝しています。
私の在任中、特に思い出に残っていることは、母校の創立100周年に合わせて桜の木を寄贈したことです。会員の皆さんから多額の寄付を頂き菊池川のほとりに植樹ができました。また、平成28年の熊本地震に対しては皆さんに呼びかけ菊池市に150万円の義援金を贈ることができました。
今年は第40回の総会です。総会が長く続いているのは会員の皆さんの母校愛と郷土愛に支えられているからです。
しかし、東京支部の会員の高齢化と新規加入者の減少により年々出席者も減少の傾向にあります。
以前のように多くの卒業生が東京に集まり、元気で活気のある東京支部に発展することを願っています。
最後に、40年間に多くの方々が物故者となられました。改めてご冥福をお祈りします。
令和5年9月吉日
菊朋会東京支部名誉会長(第3代会長)
平山正剛(昭和28年卒)
S55年(1980年)5月設立
初 代 福島嗣郎氏 (S55) 1980.6 ~ (S58) 1983.11 第1回設立記念総会 |
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第2代 小池圭一郎氏 (S60) 1985.3 ~ (H7) 1995.9 |
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第3代 平山正剛氏 (H8) 1996.9 ~ (H28) 2016.9 菊朋会創立100周年(募金・桜苗木1,000本寄贈) 熊本地震 |
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第4代 高宗俊雄氏 (H29) 2017.9 ~ (R6) 2024.3.31 菊朋会東京支部創立40周年 |
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第5代 立山健治氏 (R6) 2024.4.1 ~ |
役職 | 氏 名 | 卒業年度 |
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名誉会長 | 平山 正剛 | 昭和28年卒 |
会 長 | 立山 健治 | 昭和43年卒 |
副会長 | 菊川 滋 | 昭和46年卒 |
事務局長 | 木下 良智 | 昭和45年卒 | 事務局長代行 | 津田 徹 | 昭和47年卒 |