菊朋会東京支部は母校菊池高校の創立70周年を契機として、昭和55年(1980年)5月に設立されました。
爾来、初代 福島嗣郎氏、第2代 小池圭一郎氏、第3代 平山正剛氏歴代会長のご努力と同窓の皆様のご協力により今日まで引き継がれ、(H29)2017.9から微力ではありますが私が会長を仰せつかりました。
しかし、新型コロナで3年間開催ができませんでしたが今年で40回を迎えることができました。
この度、東京支部の設立に尽力いただきました諸先輩の皆様方に当時の設立の思い出などをご寄稿いただきましたので、皆様にご覧いただければ幸いです。
最近、熊本県への大型企業の進出により、郷土菊池も大いに活性化していると聞いています。やがて母校や菊朋会にもその影響が波及し、延いては東京支部にも及ぶことを期待しています。
東京支部発足時の初心にかえり活気ある東京支部を目指していきたいと思います。
皆様には、引き続き、母校菊池高校へのご支援をお願い申し上げます。
令和5年9月吉日
菊朋会東京支部会長
高宗 俊雄(昭和42年卒)
母校が創立70周年を迎えたのを機に、菊朋会東京支部を立ち上げようとの機運が高まり、1回生の福島嗣郎氏、同じく渕上衛氏、2回生の小池圭一郎氏や5回生の私らが中心となり準備を重ねてきました。
そして、昭和55年6月、ニューシティーにて、約200名の出席者のもと、当時の山品三徳校長をお迎えして第1回の菊朋会東京支部の総会を開催しました。
設立の目的は、母校に感謝の念を持ち、郷土の発展に寄与し、かつ、会員相互の親睦を図ることにありました。
当時の役員には上記の方々以外に、1回生の岡本純子氏、皆の目標であった1回生の千田哲郎氏、2回生の森文博氏等々意気盛んな方々でありました。また、その後本部の会長として活躍された3回生の高宗昭敏氏にはずいぶん激励を戴いたことを覚えています。
初代会長は福島嗣郎氏、2代目は小池圭一郎、3代目を私が引き継ぎました。私は第16回の総会から第36回まで勤めました。
その間、菊池市長、歴代高校長、本部会長や恩師等をお招きして、卒業生イベントも交え会員の交流を深めてまいりました。
会場も多くは霞が関ビルの東海大学の会館を利用しました。例年100名以上の出席者が集い賑やかな総会が開催できました。これも、会員の方々のご協力と役員の方々のご尽力の賜物と感謝しています。
私の在任中、特に思い出に残っていることは、母校の創立100周年に合わせて桜の木を寄贈したことです。会員の皆さんから多額の寄付を頂き菊池川のほとりに植樹ができました。また、平成28年の熊本地震に対しては皆さんに呼びかけ菊池市に150万円の義援金を贈ることができました。
今年は第40回の総会です。総会が長く続いているのは会員の皆さんの母校愛と郷土愛に支えられているからです。
しかし、東京支部の会員の高齢化と新規加入者の減少により年々出席者も減少の傾向にあります。
以前のように多くの卒業生が東京に集まり、元気で活気のある東京支部に発展することを願っています。
最後に、40年間に多くの方々が物故者となられました。改めてご冥福をお祈りします。
令和5年9月吉日
菊朋会東京支部名誉会長(第3代会長)
平山正剛(昭和28年卒)
S55年(1980年)5月設立
初 代 福島嗣郎氏 (S55) 1980.6 ~ (S58) 1983.11 第1回設立記念総会 |
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第2代 小池圭一郎氏 (S60) 1985.3 ~ (H7) 1995.9 |
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第3代 平山正剛氏 (H8) 1996.9 ~ (H28) 2016.9 菊朋会創立100周年(募金・桜苗木1,000本寄贈) 熊本地震 |
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第4代 高宗俊雄氏 (H29) 2017.9 ~ 菊朋会東京支部創立40周年 |
役職 | 氏 名 | 卒業年度 |
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名誉会長 | 平山 正剛 | 昭和28年卒 |
会 長 | 髙宗 俊雄 | 昭和42年卒 |
副会長 | 立山 健治 | 昭和43年卒 |
事務局長 | 木下 良智 | 昭和45年卒 | 事務局長代行 | 津田 徹 | 昭和47年卒 |